ドライフライな男

40過ぎの釣り好き男が、おっさん目線で男の悩みを検証します。

ヤマメのお母さん

サクラマスだ!

ドラ夫です。この写真を見てください。尻別川水系、喜茂別で撮影しました。サクラマス♀の亡骸です。

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なぜこの写真にこだわるのかって言うと、ここは尻別川水系でも上流部だからです。海からここまで7つのダムがあり、全てに魚道が完備されています。その全ての魚道を乗り越えてここまでサクラマスが遡上してきているということです。ここでこのメスは産卵し、確実に子孫を残している、という事実。当たり前のようですが、ドラ夫やフライフィッシャーにとって本当に喜ばしいことではないでしょうか。

 

サクラマスとヤマメ

ヤマメはサクラマスの河川残留型です。大きくなってもせいぜい30cm。でもフライフィッシャーはこの30cm以上のヤマメを求めています。それがなかなか釣れないの(笑)

サクラマスは降海型の呼び名です。北海道で産卵できるサクラマス(ヤマメ)のメスは降海した個体だけとされています。ですから、サクラマスのメスが遡上しないとヤマメはいないという前提になってしまいます。はっきりとはわからないことですがね。なぜならドラ夫は抱卵したヤマメのメスをみたことあるから。エサ釣りのおじさんが腹を割いて見せてくれたの、大昔。だから、ドラ夫はこの説、信じてない。

ちなみにサクラマスもヤマメも標準和名。

尻別川という川

尻別川は北海道南西部フレ岳を水源とし、羊蹄山の麓を流れて日本海に注ぐ126kmの一級河川です。1999年から2011年まで通算11回水質ランキング日本一になっています。水質は常に上位。京極にはふきだし公園という湧水の公園があります。

生息する魚はサクラマス(ヤマメ)、イワナ(アメマス)、サケ、カワヤツメ、アユ…書ききれませんが豊富です。イトウが棲息する川としてはあまりにも有名で最近では有志(オビラメの会)による放流にも成功しています。豊かな川だと思います。

がんばれ!サクラマス!

サクラマスはこの川に太古の昔から棲息してきた魚です。その血脈をしっかりと受け継いだ子孫が今でもしっかりと息づいています。がんばれ、がんばるんだサクラマス!子孫を沢山残してくれ!

 

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