ドライフライな男

40過ぎの釣り好き男が、おっさん目線で男の悩みを検証します。

エルクヘア・カディスは好きですか?

釣れ過ぎるから使わない

ドラ夫です。エルクヘア・カディスの威力をあなたは感じますか?ドラ夫が初めて巻いたフライがエルクヘア・カディスです。ドラ夫にフライを教えてくれた人は、あまりに釣れすぎて面白くない、という理由からほとんど使わない、と言わしめたフライです。


魚にとってのエルクヘア・カディス

さて、このエルクヘア・カディス、あなたはカディスとして使っていますか?見た目にあまりカディスっぽくないんですよね。巻き方にもよりますよね。エルクヘアがボワッと大盛りに盛られたフライは、どちらかと言うと魚にはメイフライっぽく見えてたりするかもしれません。あるいは蛾とか。ボリューム感があるから食べごたえがあると感じるかもしれません。ほっそりシルエットに巻かれたエルクヘア・カディスはやはりカディスっぽく見えますかね。ボディーにピーコックを巻いたフライではビートルっぽくみえてかもしれませんです。

フライフィッシャー目線で

ドラ夫はエルクヘア・カディスを多用しませんが、見やすくていいです。暗い時には白いエルクヘアがぽっかり浮かんでいるのがはっきり見えるからです。見えるということは、フライがどのように流れているかを確認できるわけです。そこで不審な動きをしたら、ドラッグがかかっている※ティペットに引っ張られている。ということです。よく見えて、ナチュラルドリフトに気を配れるフライだからこそ、よく釣れるのではないでしょうか。
フロータントも何種類か使えるフライです。リキッドタイプ、ペーストタイプ、パウダータイプ。どれを使っても型崩れしにくいフライですから。

とは言え使えない場面も…

エルクヘア・カディスも万能ではなく、魚の反応がシビアなときには全く使えません。捕食しているものと大きさが全く違う。そもそも水面下の昆虫を偏食しているなどという場面では役に立たないですからご注意。

とは言え入門編には最高のフライです、タイイングも簡単ですし、丈夫で長持ちします。ターンもさせやすいので初級編には最適のフライですね。フライボックスにいろんなタイプのエルクヘア・カディスを忍ばせておきましょう。

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