ドライフライな男

40過ぎの釣り好き男が、おっさん目線で男の悩みを検証します。

ドライフライで釣り上がるコツ

釣り上がりという言葉に隠された秘密

ドラ夫です。ドライフライは基本的に下流から上流に釣り上がります。この言葉には初心者を惑わす秘密が隠されています。ドラ夫が「釣り上がる」という言葉に隠された事実を明かしましょう。
魚は常に上流を意識して捕食の体勢をとっています。ですから上流から下流へフライを流すドライフライをするときには釣り上がるのは常識です。ですから釣り上がるときは上流に向かってキャストしますよね。何年もフライをしている人なら気づいているかも知れませんが、フライをはじめたばかりの人にはこの“釣り上がる”という言葉に落とし穴がありました。ドラ夫そう思います。



釣り上がるには釣り上がるのだが…

釣り上がることは必ずしも上流にキャストし続けるということではない、のです。
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⇑上流を眺めた写真です。
釣り上がりながら上流のポイントを探します。そして上流にキャストしますが、キャストしにくかったり、エグいポイントを流しきれなかったりするのです。対岸へアップクロスにキャストし続けてはドラグがかかってフライがナチュラルドリフトしなかったり、あるいは魚がフライに出てもフッキングしなかったりした経験は誰にでもあります。そもそも魚の反応そのものが無い、ということもありえます。

目先をちょっと変えて…

では気分を変えて対岸から下流を眺めてみましょう。
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⇑左から右へ川が流れています。ふと対岸へ目をやると、川を草や木が覆い茂っているのがわかります。ここがポイントなのです。この対岸の際をダウンクロスでフライを流してやりましょう。最初から対岸ギリギリに入れようとしないで、手前から徐々に詰めるようにしてえぐって行きましょう。
そうしているうちにフキの下から…

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泣き尺ですがイワナがでました。尾ビレがでかくて泳ぐ力が強く、ロッドがグイグイ引きこまれました。「北海道のイワナは強い」と言った有名なフライフィッシャーが言っていたのは事実なのでしょう。ドラ夫は北海道以外のイワナはしりませんが。思うようにフライが流れた時は魚も反応し、いい思いも出来ます。まさに至福の瞬間です。
初心者の方が「ドライフライは釣り上がる」という言葉に惑わされてはいつまでたっても魚が釣れません。時には下流を意識してフライを流すことも試しましょう。そうするといい思いができるかもしれませんよ。



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